結果
第64回 サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(G2)
阪神 芝1600m(外) 良
クッション値:9.6(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | デゼル | 1.32.0 | 8-8(中団後) | 32.5 | |
② | マジックキャッスル | 1.32.0 | クビ | 8-10(中団後) | 32.4 |
③ | ドナウデルタ | 1.32.1 | クビ | 3-4(先団) | 33.0 |
レース上り:33.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.32.0 | 33.2 | 12.4 | 11.2 | 11.5 | 12.0 | 11.7 | 10.7 | 10.8 | 11.7 |
過去平均 | 1.33.60 | 34.0 | 12.6 | 11.2 | 11.8 | 12.0 | 11.9 | 11.1 | 11.3 | 11.7 |
差 | -0.8 | -0.2 | 0.0 | -0.3 | 0.0 | -0.2 | -0.4 | -0.5 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))
当日の馬場はとにかく速い高速馬場。
ラップの出方も過去の平均値と比較すれば少し速いかもしれないが、これはもう体感としては平均、もしくは遅めに感じるペースだったかもしれない。
平均より少し遅めの展開から、最後の直線は末脚比べ。
馬場の内外も、それほど大きな偏りはなく、内も外もそれぞれ伸びた。
いずれにしても今回は、ある程度の時計の裏付け、高速馬場の巧拙が試されたレースとなった。
回顧
1着は1番人気のデゼル。
道中は中団のやや後ろ。
4角も中団の後ろ、8馬手から直線に向き、直線は馬群の外めから追い出してきて、坂の上りで前を一気に抜き去った。
末脚自慢には打って付けの高速馬場。
初距離の1600mも問題にしなかった。
⇒デゼルの分析
2着は2番人気のマジックキャッスル。
道中は中団の後ろ、勝ったデゼルより内めのポジションで追走。
4角も中団の後ろ、10番手、デゼルと並ぶように直線に向くが、こちらは内。
直線は、外をデゼルにフタをされた感じで閉じられたものの、スッと内目にもぐり込んで素晴らしい反応。
ゴール前は際どかったがデゼルにはクビ差遅れての2着。
同じ位置からのヨーイドンなら、馬場の外目の方が伸びたというだけ。
デゼルとは互角の勝負をした。
⇒マジックキャッスルの分析
3着は8番人気のドナウデルタ。
道中は先団3番手の内。
4も先団4番手の内で直線に向き、直線は内ラチ沿いをしぶとく伸びては来たが、ゴール前、2頭に交わされての3着。
近2走が「らしくない」負け方だったが、休みを挟んで復調気配。
速い時計にもそこそこ対応できなのは収穫だろう。
⇒ドナウデルタの分析
3番人気のリアアメリアは9着。
道中は後方。
直線でも脚を出せずに完敗。
体感スローの展開も、道中の追走速度自体はそこそこ出ている。
この馬にとってはこのペースが合わなかったのだと思うが。
⇒リアアメリアの分析