ダノンタッチダウンのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

ダノンタッチダウンの近走

22/11/12 デイリー杯2歳S(G2)

阪神 芝1600m(外)良

着順:2着(1.33.3・0.1差)

騎手:川田将雅(55キロ)

スタートはダッシュがつかずに道中は中団の後ろ、後方寄り。

4角は8番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外からものすごい追い上げを見せるが、半馬身及ばずの2着まで。

道中はスローの前有利の流れ。

終い33.1秒の脚で追い上げてはいるが、この流れでは2着が精一杯。

脚はある。

22/12/18 朝日杯フューチュリティS(G1)

阪神 芝1600m(外)良

着順:2着(1.34.0・0.1差)

騎手:川田将雅(55キロ)

外枠12番から、序盤で内に潜り込んで、道中は中団のやや後ろ、10番手の最内を追走。

4角は11番手の内で直線に向くと、直線は内が詰まると見るや、さっと進路を外に切り替えて追い出しに入り、坂の上りで先頭を追い詰めるも、クビ差届かずの2着。

外枠から内に潜り込んだまではよかったが、直線では内が渋滞で外に出さざるを得なかった。

内有利の馬場状態で、大外を回す距離ロスを考えればベストの選択。

力負けではない。

2022年 朝日杯フューチュリティS (G1)のラップ分析&回顧

23/4/16 皐月賞(G1)

中山 芝2000m(内)重

着順:18着(2.06.1・5.5差)

騎手:川田将雅(57キロ)

道中は好位の4~5番手の外で追走していたが、3~4角ではすでにかなり手ごたえが怪しく、4角ではすでに一杯になっていた感じ。

一気の距離延長。

この距離は長そう。

2023年 皐月賞(G1)のラップ分析&回顧

23/5/7 NHKマイルC(G1)

東京 芝1600m 稍重

着順:4着(1.34.2・0.4差)

騎手:川田将雅(57キロ)

大外18番から道中は中団8番手の外。

4角は7番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げてきて、坂のを上り切ったあたりでは先頭に立ったが、ゴール前で外差しの3頭に交わされて4着まで。

今回は明らかに展開が不向き。

鞍上がコメントしているように、良馬場ならアタマまであったかも。

2023年 NHKマイルカップ(G1)のラップ分析&回顧


ダノンタッチダウンの脚質

道中は控えて脚を溜めて、直線で終いを生かす競馬。

終いの脚は強烈だが、スタートが少し遅い印象。

重賞で2レース連続の2着が示すように、展開によっては取りこぼしが多くなる。


ダノンタッチダウンの血統背景

父はロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ/スプリンターズS連覇、高松宮記念、安田記念、香港スプリント連覇)。

母の父はダンシリ(ND系デインヒル)。

ダンシリはフランスのマイル重賞を3勝している。

半兄にダノンザキッド(ホープフルS 1着、マイルCS 2着)。

ダノンザキッドの父はジャスタウェイ。