結果

2022年 4月17日(日)

第82回 皐月賞(G1)

中山競馬場 芝2000m 良

4月17日(日)中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ジオグリフ 1.59.7 5-5-6-3(中団前) 34.3
イクイノックス 1.59.8 1 7-5-4-3(中団前) 34.6
ドウデュース 2.00.0 1  1/4 15-15-16-14(後方) 33.8

レースの上り:34.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.7 34.9 12.6 11.0 11.6 12.2 12.8 12.3 12.3 12.0 11.4 11.5
過去平均 1.58.32 35.0 12.2 10.8 11.9 11.8 12.4 12.1 12.1 11.7 11.5 11.7
-0.1 0.4 0.2 -0.3 0.4 0.4 0.2 0.2 0.3 -0.1 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

馬場コンディション(稍重あけの良馬場)を考慮にいれても、道中のペースは速くはない。

中だるみのスローペースと言っていいくらい。

その分残り400mからは一気の加速。

馬場が馬場だけに上りはそれほど速くはならなかったが、瞬発力の比重がそこそこ高い「皐月賞」になった感じ。

そこそこの瞬発力とパワー。

加えて、上位3頭はいずれも最後の直線で外目を通った馬。

レース前は有力どころがみんな外枠に入ったことを憂慮していたが、結果的には杞憂となった。


回顧

1着は5番人気のジオグリフ。

道中は中団の前、5番手の外。

4角は3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から、すぐ前を走るイクイノックスに食らいついて行き、坂の上りではイクイノックスに振り切られたかに見えたが、ゴール前で甘くなったこれを交わしてゴール。

外枠から終始外目を回る距離ロスはあったが、直線でスムーズに外をつけたのは良かった。

緩い馬場で時計が少しかかったのも、この血統にはよかったかも。

ジオグリフの分析

 

2着は3番人気のイクイノックス。

大外18番から、道中は5番手、勝ったジオグリフのすぐ前を追走。

4角は3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目をジオグリフを引き連れるように伸びて来る。

食らいつくジオグリフを坂の上りで振り切ったかに見えたが、ゴール前で内にヨレてしまってジオグリフに交わされた。

道中少しかかり気味だったこともあるが、ゴール直前の失速は、急坂コースに課題を残した。

イクイノックスの分析

 

3着は1番人気のドウデュース。

スタート五分もポジションを下げて道中は後方の15番手あたり。

4角も後方14番手で直線に向き、直線は馬群の大外を追い上げてはくるが、0.3差の3着まで。

1番人気を背負いながら、この道中の位置取りはちょっと理解に苦しむ。

ドウデュースの分析

 

2番人気のダノンベルーガは4着。

最内1番枠から道中は5番手の内。

4角は3番手の最内で直線に向き、直線は進路を外目に持ち出して追い上げてくるが、外差し勢の脚には及ばず4着まで。

道中荒れた内目の馬場を通った馬では最先着。

内枠がアダになった印象。

力負けではない。

ダノンベルーガの分析