結果
2022年 2月13日(日)
第56回 共同通信杯(G3)
東京競馬場 芝1800m 稍重
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ダノンベルーガ | 1.47.9 | 6-6-5(中団) | 33.7 | |
② | ジオグリフ | 1.48.1 | 1 1/2 | 2-4-5(先行) | 34.0 |
③ | ビーアストニッシド | 1.48.3 | 1 1/2 | 1-1-1(逃げ) | 34.7 |
レースの上り:34.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.47.9 | 34.3 | 12.7 | 11.3 | 12.1 | 12.5 | 12.5 | 12.5 | 11.3 | 11.2 | 11.8 |
過去平均 | 1.47.28 | 34.2 | 12.9 | 11.5 | 12.0 | 12.3 | 12.3 | 12.2 | 11.6 | 11.1 | 11.5 |
差 | 0.1 | -0.2 | -0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | -0.3 | 0.1 | 0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
中盤緩むが稍重の影響で、上りもさほど速くはならず。
それでもレースの上り、勝ち馬の上りは良馬場平均並み。
良馬場ならもっと速い上りが出ていたに違いないだろう。
稍重の外差し馬場ではあったが、スローの瞬発戦。
決め手のある馬が1、2着を占めた。
回顧
1着3番人気のダノンベルーガ。
外枠10番から、道中は中団6番手の外を追走。
4角は5番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで先頭との差を詰めていき、ゴール前、逃げ粘るビーアストニッシドを交わしてゴール。
外差し馬場の効果もあったが、決め手勝負ならこの馬だろう。
自身の上りは33.7秒。
良馬場ならさらに切れたことだろう。
⇒ダノンベルーガの分析
2着は1番人気のジオグリフ。
5枠5番から道中は先団3~4番手。
4角は5番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げにかかり、直線もダノンベルーガと一緒に良い脚で伸びてはくるが、キレ味勝負で引けを取った。
斤量が1キロ重いことを考えると、まずまずの走り。
ポジション取りもよく、本番を見据えた走りができたのではないか。
⇒ジオグリフの分析
3着は8番人気のビーアストニッシド。
7枠8番からスタートよくハナを切る。
4角も後続に2~3馬身の差をつけて直線。
直線も馬場の最内から粘り腰を見せ、坂を上りきってもまだ後続とは2~3馬身の差をキープ。
残り200mをなんとか押し切ろうとするが、ゴール前、残り100mあたりでダノンベルーガ、そしてジオクリフにも交わされて3着。
道中のペースがゆるかった分、最後もなかなか止まらなかった。
いずれにしても、先手をとるとしぶとい馬であることは確かなよう。
⇒ビーアストニッシドの分析
2番人気のアサヒは5着。
2枠2番から、痛恨の出遅れで道中は最後方からの競馬。
4角も最後方から、直線は内にもぐり込んで追い上げを計るが、5着に追い上げるのが精一杯。
それでも自身の上りはダノンベルーガに次ぐメンバー2位の33.8秒。
もともと切れ味で勝負する馬ではないと思うので、やはり出遅れがすべてだろう。
⇒アサヒの分析