結果

2023年 2月26日(日)

第67回 阪急杯(G3)

阪神競馬場 芝1400m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
アグリ 1.19.5 2-2(先行) 34.1
ダディーズビビッド クビ 4-4(先行) 33.8
ホウオウアマゾン 2  1/2 3-3(先行) 34.3

レースの上り:34.3


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.19.5 34.3 12.0 10.6 11.3 11.3 11.2 11.2 11.9
過去平均 1.19.96 34.5 12.2 10.7 11.2 11.4 11.3 11.2 11.9
-0.2 -0.2 -0.1 0.1 -0.1 -0.1 0.0 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中のペースは、例年の良馬場平均よりは若干速く、しかも上りの3F、そして走破時計も、例年よりは若干速いことから、レースのレベル的にはそこそこ高いと思われる。

一昨年の、レスステンシアがレコードで制したレースよりは、上り時計にして0.5秒、走破時計にして0.3秒遅いということはあるが、今年から斤量の改変が行われており、牡馬牝馬がそれぞれ一昨年よりも1キロ重い。

それらを考え合わせると、やはり今年の「阪急杯」は、それなりのレベルにあったと言えそう。

当日の馬場状態は先行有利で、このレースの上位3頭もすべて先行組だが、特に大きなアドバンテージがあったとは考えにくい。


回顧

1着は2番人気のアグリ。

道中は2番手追走から、4角も2番手で直線に向き、直線は早々に逃げるメイショウチタンを捉えると、そのまま抜け出して押し切りを計る。

ゴール前は、追いすがるダディーズビビッドにクビ差まで詰め寄られるが、なんとかしのいでゴール。

レース序盤にハナを主張したメイショウチタンと競っていたことを考えると、ゴール前はダディーズビビッドに交わされていてもおかしくない流れ。

そこを押し切るのだから、SPの持続力、勝負根性はなかなかあると見ていいだろう。

 

2着は3番人気のダディーズビビッド。

道中は先団4番手の最内を追走。

4角も4番手の最内で直線に向き、直線は先に抜け出したアグリを直後から懸命に追い、坂の上りでは一旦離されかけたが、再度盛り返してクビ差まで迫ったところがゴール。

惜しいレースだが、ここは相手が強かった。

この馬も、この時計でクビ差の2着なら悪くはない。

ダディーズビビッドの分析

 

3着は6番人気のホウオウアマゾン。

大外15番から道中は先団3番手の外目を追走。

4角も3番手の外目で直線に向き、直線は先に抜け出した2頭を懸命に追うが、その差は詰まらず。

この2馬身半差は力の差。

上りがもう少しかからないと勝ち負けは難しい。

ホウオウアマゾンの分析

 

1番人気のグレナディアガーズは7着。

道中は中団の前、4~5番手の外目を追走。

4角は4番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂下まではそこそこの追い上げを見せてはいたが、坂の上りで失速。

速い時計の決着には課題のある馬。

敗因はそこらあたりか?

グレナディアガーズの分析