結果
第95回 中山記念(G2)良
クッション値:12.2(硬め)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ヒシイグアス | 1.44.9 | 4-4-4-4(先行) | 34.2 | |
② | ケイデンスコール | 1.44.9 | クビ | 5-5-4-4(先行) | 34.2 |
③ | ウインイクシード | 1.45.0 | 1/2 | 2-2-2-1(先行) | 35.3 |
レース上り:35.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.44.9 | 35.3 | 12.5 | 11.2 | 11.2 | 11.4 | 11.5 | 11.8 | 11.7 | 11.5 | 12.1 |
過去平均 | 1.46.70 | 35.7 | 12.6 | 11.8 | 11.8 | 11.8 | 11.3 | 11.6 | 12.0 | 11.5 | 12.2 |
差 | -0.4 | -0.1 | -0.6 | -0.6 | -0.4 | 0.2 | 0.2 | -0.3 | 0.0 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去6走))
バビットが逃げるが、ウインイクシードが休まず競りかけラップは自ずと速くなる。
1000m通過は57.8秒。
2~3馬身離れた3番手にトーセンスーリヤ。
そこからまた6~7馬身離れた4番手にヒシイグアスが続いたが、4番手以降でも追走するのにそこそこスタミナを使っていたのではないか。
開幕週ということもあり、クッション値も12を超えていたことから、馬場は相当硬く、時計の出る状態だったことは間違いない。
上位5頭も、道中の順位が一番下だった馬でゴーフォザサミットの道中5~6番手なので、道中中団より後ろにいた馬にはノーチャンスの展開。
同時に、スタミナ、スピードの持続力のない馬には厳しい展開になっただろう。
回顧
1着は1番人気のヒシイグアス。
道中は4番手追走。
3~4角で先頭との距離を詰め、4角4番手で直線に向き、前で粘るウインイクシードを坂の上りで捉えると、内で食い下がるケイデンスコールをクビ差凌いでゴール。
斤量が前走よりも2キロ増え、ペースもこれまでのキャリアでおそらく最速。
ここまでの勝ち方にやや物足りなさがあったが、この勝利ですべて払拭。
2勝クラスからの4連勝は実力のなせるワザだろう。
⇒ヒシイグアスの分析
2着は5番人気のケイデンスコール。
道中は勝ったヒシイグアスと同じような位置取りだがこちらは内ぴったり。
4角4番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から伸びて来たが、ゴール前クビ差及ばずの2着。
1800mの距離、右回りなどで軽視したが、ここでもしっかり対応してきた。
内ピッタリの経済コースで差のない2着だが、ただやはり、ベストはマイルなのだと思う。
⇒ケイデンスコールの分析
3着は7番人気のウインイクシード。
道中2番手追走から、4角では早くも先頭に立ち、直線も坂の途中までは何とか粘ったが、あと一歩のところで交わされた。
それにしても1000m通過57.8秒のペースを2番手で追走し、最後も3着に粘るスタミナは立派。
この馬の勝ちパターンに嵌ったとは言っても、この3着は価値がある。
⇒ウインイクシードの分析
2番人気のバビットは14着。
2番手のウインイクシードが3着に粘っているだけに、この馬の殿負けはちょっと敗けすぎ。
期待は大きかったが、「重い馬場」でしか走らない馬に成り下がってしまうのか?
⇒バビットの分析
3番人気のクラージュゲリエは9着。
道中は中団の後ろあたり。
4角も9番手で直線に向くが、直線でもまったく見せ場なし。
前目につけて持ち味が出る馬だけに、今回は位置取りが悪すぎた。
1800mはちょっと忙しいのか?
⇒クラージュゲリエの分析