結果
第162回 天皇賞(秋)(G1)12頭立て
東京競馬場 芝2000m
馬場状態:良
クッション値:9.7(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | アーモンドアイ | 1.57.8 | 3-3-4(中団前) | 33.1 | |
② | フィエールマン | 1.57.9 | 1/2 | 10-9-10(中団後) | 32.7 |
③ | クロノジェネシス | 1.57.9 | クビ | 8-9-9(中団後) | 32.8 |
レースの上り:33.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.57.8 | 33.6 | 12.7 | 11.7 | 12.1 | 12.1 | 11.9 | 12.0 | 11.7 | 10.9 | 11.1 | 11.6 |
過去平均 | 1.57.66 | 34.9 | 12.8 | 11.5 | 11.5 | 11.6 | 11.8 | 11.9 | 11.8 | 11.5 | 11.6 | 11.9 |
差 | -1.3 | -0.1 | 0.2 | 0.7 | 0.5 | 0.1 | 0.1 | -0.1 | -0.6 | -0.5 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))
コースは今週からAコースからBコース。
荒れた内側がカバーされて、重くもなく、特別軽くもない、普通の良馬場と言った感じ。
レースは今回が初ブリンカーのダノンプレミアムがハナを主張。
逃げるダノンプレミアムから3~4馬身離れて東京巧者のダイワキャグニー、そこから1馬身ほど離れて大きな中団馬群。この馬群の前方にアーモンドアイ。
そしてその中団馬群から2~3馬身離れて、クロノジェネシス、フィエールマンが続く。
あとはそこから4~5馬身離れてスカーレットカラー、カデナが続くといった展開。
ペースは前半1000mが60.5秒のスローペース。
4角を回るころにはダノンプレミアムのリードも1馬身ほど。
こうなるともうスローのキレ味勝負。
回顧
1着は1番人気のアーモンドアイ。
スローペースの中、道中は好位で競馬を進めて、最後はきっちり勝ち切った。
しかし。
2、3着馬には結構詰め寄られていて、この2頭がまた、スタート直後に不利があって、位置取りを下げていたというのが今年の秋天のミソ。
クロノジェネシス、フィエールマンともに、もう少し位置取りが前目なら、ゴール前はかなり際どいか、着順もひっくり返っていたかもしれない。
ただ、大記録を達成するときと言うのは、得てしてこう言う風に、運も味方につけるもの。
G1・8勝の金字塔は、この先ちょっと破られないかもしれない。
2着は5番人気のフィエールマン。
道中は中団馬群の後ろ。
スタート後の不利は悔やまれるが、力はしっかり出し切った。
もともとスローの瞬発力勝負はこの馬の十八番。
2000mの距離がどうかと思ったが、スローのヨーイドンなら関係なかったみたい。
3着は2番人気のクロノジェネシス。
この馬も中団馬群の後ろから。
直線ではアーモンドアイを追い詰めるが、ゴール前フィエールマンにクビ差交わされての3着。
もう少し前目のポジションが取れていたならどうなっていたかは大変興味深いが、キレ味勝負ではここまでか?
3番人気のダノンキングリーは12着に沈んだ。
道中はかなり行きたがっていたように見えた。
それでも11着の馬に7馬身はなされての殿負けはちょっと敗けすぎ。
どうしたのか?