結果

第56回 CBC賞(G3・ハンデ)

阪神競馬場 芝1200m(内)稍重 16頭

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ラブカンプー 1.08.7 1-1(逃げ) 35.2
アンヴァル 1.09.0 1  3/4 2-4(先行) 35.2
レッドアンシェル 1.09.3 2 7-6(中団前) 35.3

レースの上り:35.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.08.7 35.2 12.0 10.7 10.8 11.1 11.7 12.4
過去平均 1.07.6 34.1 12.0 10.5 11.0 11.1 11.1 11.9
1.1 0.0 0.2 -0.2 0.0 0.6 0.5

(※過去平均=セントウルSの良馬場平均(過去9走))

今年は阪神開催となったため、ラップの比較は同コースの秋開催の重賞「セントウルS(G2)」を参考にした。

稍重馬場ということを考慮に入れると、前半は明らかに速いラップを刻んでいたように見える。

そしてその分、後半はどんどんラップが落ちて行き、消耗戦の様相を呈している。

ただ、上りが35.2秒と、そんなにかかっていないことを考えると、馬場状態はそれほど悪くはなく、勝ったラブカンプーのハイペースに見えた逃げも、そこそこ余裕のある逃げを打っていたのではないかと思える。

もちろんハンデの51キロも相当に効いていたのだろう。

前がバッタリと止まらないのだから、後ろからの差し、追い込み勢は届くはずもない。

馬場に末脚を削がれた面もあっただろう。


回顧

1着は13番人気、単勝93.1倍のラブカンプー。

2枠3番から好発でハナを切り、そのまま逃げ切ってしまった。

馬場、展開、そして斤量が大きく味方したことは言うまでもないが、前走の千直「韋駄天S」では、上り32.6秒を計時。

近走では上り時計は35秒台がやっとのこの馬にとって、かなりの刺激効果があったものと思われる。

 

2着は11番人気のアンヴァル

大敗続きの阪神コースで見事な走り。

積極策が功を奏した格好だが、道悪もそこそこ得意なのかもしれない。

 

3着は3番人気のレッドアンシェル

道中は中団の前あたり。

直線は馬群の中ほどを抜け出してくるが、前が止まらない。

57キロの斤量も応えた格好だが、力は示した。

 

1番人気のクリノガウディーは12着。

道中は中団。

直線では、「これから」というタイミングで進路が塞がる不利があったが、その後も伸びきれず。

2歳G1の「朝日杯FS」2着以来、右回りコースでは掲示板すら確保できていない。

この馬、右回りでは割引が必要なのかもしれない。