結果

第38回 エプソムカップ(G3)

東京競馬場 芝1800m 良

クッション値:9.8(標準)

6月13日 東京競馬場の馬場傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ザダル 1.45.1 10-9-8(中団) 34.4
サトノフラッグ 1.45.2 クビ 14-15-12(後方) 34.3
ファルコニア 1.45.4 1  1/4 13-10-7(中団) 34.8

レース上り:34.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.45.1 34.9 12.6 11.3 11.4 11.7 11.8 11.4 11.1 11.4 12.4
過去平均 1.45.88 34.4 12.8 11.2 11.8 12.0 11.9 11.8 11.2 11.3 11.8
0.5 -0.2 0.1 -0.4 -0.3 -0.1 -0.4 -0.1 0.1 0.6

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レースは前半、中盤ともにそこそこ速いラップを刻んでいる。

それでも先行勢は直線に入っても容易にはバテずに、道中2番手追走のアトミックフォースが坂を上りきって残り200mまではレースを引っ張った。

しかし、そこからはさすがに脚色は鈍り、最後は差し、追い込み勢が上位を占めた。

当日の馬場は外差し馬場でもあり、ペース的にも後ろからの「差し」、「追い込み」が有利な展開になったことは間違いない。

前に行った組にはSPの持続力と底力。

後ろからの組には締まったペースでも繰り出せる末脚の有無が求められたレース。


回顧

1着は3番人気のザダル。

道中は中団9~10番手で追走。

4角は8番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い出しにかかり、坂を上りきって残り200mで先頭に立つと、あとは内から追い込んできたサトノフラッグを振り切ってゴール。

長欠明けがどうかと思ったが、どうやら体調は万全だったようす。

体調さえ万全なら、このクラスではこれくらいは走って当然。

ザダルの分析

 

2着は6番人気のサトノフラッグ。

道中は後方14~15番手。

4角は12番手で直線に向くと、直線は馬群の中から素晴らしい伸び。

ゴール前は先に抜け出していたザダルを懸命に追うが、クビ差届かず2着まで。

こういう前傾寄りのラップになると、やはりこの馬が顔を出してくる。

今回は展開も向いた。

サトノフラッグの分析

 

3着は2番人気のファルコニア。

スタート少し出遅れて、道中は中団の最内10番手あたり。

4角も中団の内7番手で直線に向くと、直線は馬群の最内からスルスルと進出。

坂の上りでは先頭を射程圏に捉えるが、坂を上りきると外からきたザダルにすんなりと交わされ、ゴール前はサトノフラッグにも交わされての3着。

切れる脚はないだけに、キレ味比べになるとどうしても見劣る。

出遅れが響いた感じだが、出遅れずに先手を取れていたなら、あのハイラップでどこまで粘れていたのか?興味深い。

ファルコニアの分析

 

1番人気のアルジャンナは10着。

道中は好位の5~6番手。

4角は3番手で直線に向くが、坂の途中ですでに脚色が鈍っていた。

締まったペースを好位で追走したこともあるが、ちょっと敗けすぎの感は否めない。

1800mは微妙に長いのか?

アルジャンナの分析