結果

第67回 毎日杯(G3)

阪神 芝1800m(外)稍重

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
サトノインプレッサ 1.47.9 10-8(後方) 35.3
アルジャンナ 1.48.0 3/4 7-4(中団) 35.7
ダノンアレー 1.48.4 2  1/2 3-2(先行) 36.3

レース上り:36.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.47.9 36.2 12.9 11.1 11.4 11.9 12.3 12.1 11.7 12.1 12.4
過去平均 1.46.8 34.5 12.7 11.3 11.6 12.2 12.4 12.1 11.4 11.2 12.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))

前日からの雨で、稍重発表だが、馬場はかなり緩い感じ。

それでいてラップタイムは、過去の良馬場平均よりも少し速いペースで刻まれている。

また、2回阪神開催の初日だが、コースは先週から引き続いてAコースを使用しており、馬場内側には傷みが目立つ。

稍重にしては速いラップ、そして馬場の傷みなどを考慮すると、道中のペースはそれなりに速く、上り時計36.2秒が示す通り、スタミナとパワー、そして道悪適正が求められたレースとなった。


回顧

1着はサトノインプレッサ

これまでの2戦がいずれも重馬場での競馬で、それを快勝していたことから、道悪は相当得意だということは分かる。

また、上りのかかる展開で、後ろで脚を溜めていたこの馬に展開が向いたことも勝因の一つとしてはあるだろう。

しかしながら、直線では外ではなく内をついて伸びてきた終いの脚ひとつを取ってみても、その素質の非凡さは十分に垣間見れた。

レース後鞍上は、「パンパンの馬場の方がむしろ良いかも」というようなコメントを残したが、実際のところ、それは走ってみないことには分からない。

 

2着はアルジャンナ

道中は中団、4角では好位の4番手に進出して、やるべき競馬はやった感はある。

道悪も苦にせず0.1差の2着。3着には2馬身半の差をつけていることから、力が上位であることは間違いないが、いかんせんいつも勝ち切れない。

 

3着はダノンアレー。

タフな展開を先行して3着に粘ったことは評価できるが、2着馬には2馬身半つけられており、このレースで求められた適正がこの馬にあるのか否かは疑問。

 

3番人気のストーンリッジは6着。

走りを見る限り、緩い馬場の適性がないように思えた。