結果
第56回 デイリー杯クイーンカップ(G3)
東京 芝1600m 良 16頭立
クッション値:9.2(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | アカイトリノムスメ | 1.33.3 | 6-5(中団前) | 34.4 | |
② | アールドヴィーヴル | 1.33.3 | クビ | 10-10(中団) | 34.1 |
③ | ククナ | 1.33.4 | クビ | 8-7(中団) | 34.3 |
レース上り:34.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.33.3 | 34.9 | 12.4 | 10.8 | 11.4 | 11.9 | 11.9 | 11.6 | 11.4 | 11.9 |
過去平均 | 1.34.10 | 34.8 | 12.5 | 11.2 | 11.6 | 12.0 | 12.1 | 11.5 | 11.5 | 11.8 |
差 | 0.1 | 0.0 | -0.4 | -0.2 | -0.1 | -0.2 | 0.1 | 0.0 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))
レースは序盤からそこそこ流れ、前半800mで過去平均よりも0.7秒速いラップを刻んでいる。
後半もそのペースはほぼ緩むことなく最後の直線を迎え、上り3Fは34.9秒でまとめた。
瞬発力だけでは対応しきれないレース、そこそこの持久力も求められた。
回顧
1着は2番人気のアカイトリノムスメ。
道中は中団の前あたり。
4角も同じような位置取りの5番手で直線。
直線は坂を上って逃げるエイシンヒテンを交わすと、そこからアールドヴィーヴルの猛追を凌ぎ切ってゴール。
課題のスタートは満点ではないものの、そこそこのスタートは切れた。
それにより良いポジションも確保でき、先手先手のレース運びができた。
どちらかと言えば2着馬に有利な展開ではあったが、それをクビ差押し切った内容も評価できる。
これは本番へ向けて視界良好。
⇒アカイトリノムスメの分析
2着は 5番人気のアールドヴィーヴル。
道中は中団、勝ったアカイトリノムスメの二つくらい後ろ。
4角はアカイトリノムスメの直後、10番手で直線。
直線は、トップスピードに入るまでに少し手間取った感じはあったが、ギアがトップに入った残り200mからはグイグイと伸びてアカイトリノムスメにクビ差まで迫った。
前走の不良馬場での破格の末脚は良馬場でも弾けた格好。
まだまだキャリア2戦目で良化途上、成長力に期待。
⇒アールドヴィーヴルの分析
3着は1番人気のククナ。
道中は中団、アカイトリノムスメの直後。
4角も7番手で直線に向き、アカイトリノムスメの追い出しを待って追い始めるが、その差は詰まらないどころか、ゴール前では2着馬に交わされて3着。
2着のアールドヴィーヴルと同じキンカメ×ディープの配合だが、こちらの馬はどちらかと言えばスローの方が終いを伸ばしやすい印象。
⇒ククナの分析
3番人気のリフレイムは13着に沈んだ。
道中は先団5番手、アカイトリノムスメの前あたり。
4角も5番手で直線に向くが、坂下あたりからまったく伸びを欠く。
近2戦に比べて位置取りが前目になった。
そのため道中の追走速度も過去3走よりはかなり速くなっていた。
失速の原因を上げるとすればこれくらいか?
あとは気性?
⇒リフレイムの分析
4番人気のステラリアは6着。
スタートしてから躓いて、後方からの競馬になった。
最後はジワジワと伸びて、上りはメンバー最速の上がりを出しているだけに、位置取りが中団あたりなら良い勝負をしていたのかもしれない。
もったいない競馬になった。
⇒ステラリアの分析