エアサージュのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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エアサージュの近走
21/8/8 3歳1勝クラス
函館 芝2000m 良
着順:1着(2.01.7・-0.3差)
騎手:ルメール(54キロ)
5枠9番からハナへ。
中盤はそこそこ速いラップで逃げる。
4角も先頭で、後続に2~3馬身の差をつけて直線。
直線も脚色は衰えず、後続との差を保ったままゴール。
道中競られる場面もありながらこの完勝。
ただ、上りは37.0秒を要しており、良い差し脚を持った馬がいなかったことも事実。
走破時計は「並」。
21/8/21 札幌日刊S杯(2勝C・ハンデ)
札幌 芝2600m 良
着順:1着(2.41.0・ハナ差)
騎手:池添謙一(53キロ)
3枠4番からハナへ。
中盤はかなり緩いラップで逃げ、4角も先頭で、後続に1馬身の差をつけて直線。
直線も内ラチ沿いを軽快に逃げるが、外からフォーラウェイの強襲。
しかしゴール前粘りを見せてハナ差凌いでのゴール。
軽ハンデのスローの逃げ。
これこそまんまの逃げ切り。
エアサージュの脚質
逃げ、先行脚質。
確実に先手が取れる強みはある。
ペースがそこそこ流れても押し切るだけのSP持続力はありそう。
エアサージュの血統背景
エアサージュは外国産馬。
父はポイントオブエントリー(ロベルト系)。
ポイントオブエントリーは米国で走り、芝のG1を5勝。主戦場は芝の9~12F(1800~2400m)。
母の父はエンパイアメーカー (ミスプロ系ファピアノ)。
エンパイアメーカー は米国で走り、ダートG1を3勝。主戦場はダートの9~12F(1800~2400m)。
母方の4代前、Ballade(バラード)を祖とするラインは、多くの重賞勝ち馬を輩出した名門牝系。
近親にはシュヴァルグラン(ジャパンカップ)、ヴィルシーナ(ヴィクトリアマイル連覇)、ダノンバラード(ラジオNIKKEI杯2歳S、アメリカJCC)など。
次走、菊花賞(G1)に向けて
次走は10月24日(日)、阪神競馬場 芝3000m(内)で行われる「菊花賞(G1)」。
先行力は大きな武器だが、キャリア4戦での「菊花賞」は、ちょっと荷が重そう。
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