介護疲れのその先に
私の母親は認知症で「要介護3」。
毎日、神経をすり減らしながら介護に頑張る日々を送っていました。
認知症も「要介護3」となると、食事、排せつ、睡眠など、生活のすべてにおいて何らかの介護が必要になってきます。
もちろん、日々デイサービスなどを利用して、負担の軽減は目指していましたが、それでも毎日の介護は疲労を増進させ、ストレスもたまっていきました。
そんなこんなで、毎日の酒量も増えいき、疲れやストレスを酒で紛らわせる日々が続いてしまっていました。
私は母親のこともあり、月に一度「かかりつけ医」に行って薬をもらうのですが、私も「痛風持ち」ということもあり、そのときについでに診察をしてもらっていました。
2025年1月のある日、最近ずっと原因不明の体の不調(激痛でしばらく動けないほどの背中痛、頭痛、耳鳴り、不眠、高血圧)が続いている旨を医者に告げたところ、医者は血圧、脈拍、聴診器など、一通りの検査を終えたあと、「心電図を見てみましょう」と言って心電図をとりました。
そしてそこで「心房細動」ということが分かりました。
まさに青天の霹靂。
医者は、紹介状を書くので、大きな病院で精密検査してくださいと言いました。

