2024年4月21日【マイラーズC】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、エエヤンの好走パターンを分析。
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エエヤンの距離適性
エエヤンはこれまでに芝1400m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1400m(0-0-0-1)
- 芝1600m(3-1-0-3)
- 芝1800m(0-0-0-3)
- 芝2000m(0-0-1-0)
良いのはマイル。
エエヤンの脚質
逃げ、先行脚質。
上りがかかって食い込んでくるパワー、底力タイプ。
「ダービー卿CT]ではまさかの大逃げで2着を確保。
今後も一発を秘めた「逃げ」には注意。
エエヤンのコース適正
エエヤンの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(0-0-1-3)
- 中山(3-1-0-1)
- 中京(未)
- 京都(0-0-0-2)
- 阪神(0-0-0-1)
- 小倉(未)
中山千六とは相性が良い(3-1-0-0)。
エエヤンの持ち時計(ベストタイム)
エエヤンの千六の持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.33.0 2着(中山)
高速決着は不向き。
エエヤンの重馬場適正
エエヤンの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-1-0-3)
- 重(未)
- 不良(未)
苦にはしないので、あとは展開。
エエヤンの枠順適正
エエヤンの馬番別着度数は;
- 1~4番(1-0-1-4)
- 5~9番(2-0-0-1)
- 10~14番(0-1-0-1)
- 15~18番(0-0-0-1)
エエヤンの斤量別着度数
- 55キロ(0-0-1-1)
- 56キロ(3-0-0-1)
- 57キロ(0-1-0-5)
エエヤンの好走体重
3着以内の体重は;
- 482~500キロ
エエヤンの血統背景
父はシルバーステート(サンデー系ディープインパクト)。
母の父はティンバーカントリー(ミスプロ系)。
ティンバーカントリーは米国で走り、ダートG1を3勝。主戦場はダートの短距離~中距離。
エエヤンの近走
23/4/8 ニュージーランドT(G2)
中山 芝1600m(外)稍重
着順:1着(1.33.7・-0.2差)
騎手:M・デムーロ(56キロ)
道中は3番手の外目を追走。
4角も3番手で直線に向き、直線は馬場の3~4分どころから追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つと、そのまま後続を振り切ってゴール。
タフな流れを前々につけて押し切っているあたり、かなり力がある感じ。
2着馬に1馬身1/4離しているが、最後はメイチで追っていないだけに、まだまだ余裕もある感じ。
中山コースで3連勝。
「新馬戦」、「未勝利戦」と、東京コースではいいところがなかったが、本番ではどうか?
23/5/7 NHKマイルC(G1)
東京 芝1600m 稍重
着順:9着(1.34.5・0.7差)
騎手:戸崎圭太(57キロ)
道中は中団9番手の内を追走。
4角は7番手の内で直線に向き、直線は馬場の最内から追い上げを計るが、外から寄られるなどスムーズさを欠いた。
道中かかり気味だったということで前目のポジションは取れなかったが、道中内目で、直線も内。
直線スムーズだったとしても、外差し勢に対抗できる脚は残っていなかっただろう。
23/10/8 毎日王冠(G2)
東京 芝1800m 良
着順:8着(1.45.9・0.6差)
騎手:M・デムーロ(56キロ)
道中は好位の4番手。
4角も4番手で直線に向き、直線は坂の上りあたりまでは先頭を窺う感じで伸びてはいたが、残り200mで失速。
上りが速すぎたのも良くなかったが、千八は1F長いのかも。
23/11/19 マイルCS(G1)
京都 芝1600m(外)良
着順:10着(1.33.7・1.2差)
騎手:M・デムーロ(57キロ)
道中は中団の前目、6番手あたり。
4角は5番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入りるが、残り200mを切って失速して行った。
この流れ、この上りでまったく残れないのなら、現状では上りがかかって食い込んでくる底力タイプということだろう。
23/12/23 阪神C(G2)
阪神 芝1400m(内)良
着順:14着(1.20.1・0.8差)
騎手:M・デムーロ(57キロ)
道中は先団3番手。
4角も先団3番手から直線に向き、直線は坂下までは先団をキープしていたが、坂の上りで失速。
次の中山コース出走時に走らなければ、そこまでか?
24/2/25 中山記念(G2)
中山 芝1800m(内)稍重
着順:13着(1.49.5・1.4差)
騎手:M・デムーロ(57キロ)
外枠14番から道中は先団2番手を追走。
4角も2番手で直線に向くが、坂の上りで力尽きた。
前々での追走できつかったのだろうが、基本的に距離が長いのだろう。
24/3/30 ダービー卿CT(G3・ハンデ)
中山 芝1600m(内)稍重
着順:2着(1.33.0・0.1差)
騎手:M・デムーロ(57キロ)
序盤は2番手から、2角あたりで先頭に立つと、そこからグイグイと加速して大逃げのかたち。
4角も7~8馬身差で直線に向き、直線も坂を上り切るあたりまでは粘っていたが、ゴール前は勝ち馬のキレに屈した。
近走結果が出ていなかったが、ここにきて思い切った戦法に出た。
4角7~8馬身差から、最後の最後で交わされるあたり、ラスト1Fでもう少しSPを持続させたい。
逆に馬場がもう少し渋っていれば、1着もあったかもしれない。
24/4/21 読売マイラーズC(G2)
京都 芝1600m(外)稍重
着順:17着(1.35.7・3.2差)
騎手:M・デムーロ(57キロ)
大外17番から序盤は中盤追走も、引っ掛かってしまって3角2番手、4角3番手で直線に向くが、直線では脚は残っていなかった。
まあ、これも持ち味。
⇒2024年 読売マイラーズカップ(G2)のラップ分析&回顧