結果

2023年 2月11日(土)

第58回 クイーンカップ(G3)

東京競馬場 芝1600m 稍重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ハーパー 1.33.1 6-5(中団前) 34.5
ドゥアイズ クビ 3-3(先行) 34.7
モリアーナ ハナ 12-11(中団後ろ) 34.0

レースの上り:35.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.1 35.1 12.2 10.9 11.4 11.7 11.8 11.3 11.6 12.2
過去平均 1.33.86 35.1 12.4 11.0 11.5 11.8 12.0 11.7 11.6 11.8
0.0 -0.2 -0.1 -0.1 -0.1 -0.2 -0.4 0.0 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

馬場はやや渋ってはいたものの、道中のペースはこの時期のこのクラスとしては決して遅くはない。

この流れで、上り時計も例年の良馬場平均と同じなら、そこそこ評価してもいい内容だろう。

求められた能力はスピードの持続力と底力。


回顧

1着は6番人気のハーパー。

道中は中団のやや前目、6番手を追走。

4角は5番手の内目で直線に向き、直線は馬群の真ん中に進路を取って追い上げに入り、坂の上りで先頭に並びかけると、最後の200mは三つ巴の接戦をクビ差抜け出してゴール。

初めての長距離輸送で馬体重は12キロ減っていたようだが、関係なかった。

未勝利戦からの重賞初勝利。

スピードの持続力、スタミナで勝負する馬のように見えた。

 

2着は2番人気のドゥアイズ。

道中は先団3番手の内目を追走。

4角も3番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つが、ゴール前では3頭横一線から、クビ差交わされての2着。

最後はキレ負けだが、ここでもしっかり2着を確保。

堅実な走りは評価できる。

 

3着は3番人気のモリアーナ。

道中は中団後ろの12番手で折り合いに専念。

4角も11番手から進路を外目にとって直線。

直線も馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで先頭を射程圏にとらえ、ゴール前は横一線の追い比べになるが、クビ-ハナ差及ばずの3着。

折り合いさえつけば強いところを示したが、後ろからではキレが足りない。

道中前々で折り合えればさらに内容はよくなるはず。