結果
2024年 7月 7日(日)
第60回 七夕賞(G3・ハンデ)
福島競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | レッドラディエンス | 1.57.9 | 8-8-8-8(中団後ろ) | 34.9 |
② | キングズパレス | 2 | 10-9-9-9(中団後ろ) | 34.9 |
③ | ノッキングポイント | クビ | 5-5-5-4(中団前) | 36.0 |
レースの上り:36.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.57.9 | 36.6 | 12.0 | 10.7 | 10.9 | 11.6 | 12.1 | 12.1 | 11.9 | 12.3 | 12.2 | 12.1 |
過去平均 | 1.59.00 | 36.5 | 12.3 | 11.0 | 11.2 | 12.1 | 12.0 | 12.0 | 11.8 | 12.0 | 12.0 | 12.5 |
差 | 0.1 | -0.3 | -0.3 | -0.3 | -0.5 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.3 | 0.2 | -0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
「七夕賞」は毎年馬場の状態によってラップの出方が大きく異なるので、過去平均はあまり参考にはならない。
今年の「七夕賞」は、前半がかなり速い前傾ラップで推移したが、速いラップを刻んで逃げるバビットを追う中団から前の組と、速い流れを嫌って脚を溜める中団から後ろの組の二手に分かれた感じ。
馬場の状態がおそらくあまり荒れていなくて、まあまあのコンディションだったこともあってか、タフな流れを前目でさばいていたダンディズムが残り100mまで前で粘った。
しかし残り100mで力尽きて、後ろの組の2頭に差されるかたちとなった。
レースの流れ的には、上りがかかって後ろ有利の展開。
ただ、後ろの組も道中それなりに脚は使わされていたので、34.9秒の終いを使って、後続に2馬身の差をつけた勝ち馬の持続力と底力は、走破時計もそこそこ優秀なこともあって、それなりに評価されてもいいとは思う。
しかし、2着馬以降4着までは団栗の背比べ状態。
回顧
1着は2番人気のレッドラディエンス。
道中は中団の後ろ、8番手を追走。
4角も8番手の外で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げに入り、残り100mで先頭に立つと、そのまま後続を2馬身離しての勝利。
展開が向いたことは確かだが、57キロを背負って、2着馬に2馬身つけたことは意味がある。
SPの持続力と底力。
2着は1番人気のキングズパレス。
道中は中団の後ろ9番手、勝ち馬の直後を追走。
4角も9番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目、勝ち馬の直後から追い上げを計るが、勝ち馬との差は詰まらず、ゴール前では逆に離されてしまった。
ここは明らかに力負け。
底力が勝ち馬には及ばなかった。
3着は8番人気のノッキングポイント。
道中は中団の前、6番手を追走。
4角も6番手で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げを計り、ジワジワと伸びてはくるが、その末脚に勢いはなかった。
緩い流れの「新潟記念」を54キロの斤量で勝ちはしたが、57.5キロのハンデを背負わされては、このクラスでは厳しい。
3番人気のリフレーミングは5着。
スタート出遅れて、道中は後方13番手。
4角も13番手で直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げてはくるが、イマイチ伸びきれず。
力のある馬なら、後方からズドンと3着以内を狙えるような展開だったが、この馬もまだまだ力不足。