結果

2024年 3月17日(日)

第73回 スプリングS(G2)

中山 芝1800m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
シックスペンス 1.49.4 3-3-3-3(先行) 33.3
アレグロブリランテ 3  1/2 1-1-1-1(逃げ) 34.3
ルカランフィースト 1 4-4-4-4(中団前) 33.9

レースの上り:33.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.49.4 33.7 12.7 12.2 12.6 12.7 12.9 12.6 12.0 10.9 10.8
過去平均 1.48.44 35.8 12.6 11.6 12.0 12.4 12.1 12.0 12.1 11.7 12.1
-2.1 0.1 0.6 0.6 0.3 0.8 0.6 -0.1 -0.8 -1.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レース当日は向正面で強烈な向かい風、最後の直線では強烈な追い風が吹いていた。

とは言え、ラスト3Fまでのペースは遅すぎる。

スタートは追い風のスタンド前であるにも関わらず、そこからもうスロー基調の流れが決定付けられている感じ。

そんな流れなので、着順はほぼ道中前にいた組で決まっている。

勝ち馬の上り33.3秒は破格だが、道中スロージョギングのようなペースから、最後の600mだけスパート、それも追い風の中でのスパートなら、ちょっと末脚に覚えのある馬なら、これくらいの上りは出せるだろう。

いずれにしてもあまり内容のないトライアルレース。

上位馬に力があるのかないのかは、この内容では分からない。


回顧

1着は1番人気のシックスペンス。

道中は先団3番手。

強烈な向かい風の向正面では、うまく前にいる馬の後ろに入って風の抵抗を抑えていた感じ。

残り600mからスパートを開始して、直線入口では先頭に並びかけて、坂下で先頭に立って、坂の上りで抜け出した。

強い馬かもしれないが、この内容では、力の有無、距離の適性など、なんら明らかにならないまま本番を迎えることになる。

トライアルで派手な勝ち方をしたので、本番では人気するかもしれないが、ちょっと積極的にはなれない。

 

2着は9番人気のアレグロブリランテ。

7枠7番からハナへ。

向正面が強烈な向かい風とは言え、前半1000mの通過が63.1秒は遅すぎる。

4角も先頭で直線に向き、直線は坂下で勝ち馬に交わされたが、そこから踏ん張って2着を確保。

最後はキレ負けしたのだろう。

 

3着は4番人気のルカランフィースト。

道中中団の前4番手の最内から、4角は4番手の中で直線。

直線はジワジワと伸びて、ゴール前接戦をハナ差制しての3着。

勝ち馬に0.7秒差では、本番は厳しそう。