結果

2024年 1月8日(月)

第58回 シンザン記念(G3)

京都競馬場 芝1600m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ノーブルロジャー 1.34.5 10-7(中団) 35.7
エコロブルーム 1  1/4 4-4(先行) 36.1
ウォーターリヒト 17-16(後方) 35.2

レースの上り:36.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.34.5 36.1 12.2 10.7 11.4 12.1 12.0 12.0 12.2 11.9
過去平均 1.35.12 35.6 12.5 11.0 11.7 12.3 12.1 12.0 11.7 11.9
0.5 -0.3 -0.3 -0.3 -0.2 -0.1 0.0 0.5 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))

序盤は速め、中盤の坂の上りでもさほどラップは落ちずに坂を下って直線。

直線は残り200mまでは逃げたゼルトザームが粘っていたが、残り200mで勝ち馬ノーブルロジャーがこれを交わしてそのままゴール。

当日の馬場は、時計が少しかかるような馬場状態。

そんな馬場を、前半そこそこ突っ込んで、後半のスタミナ勝負に持ち込む展開。

レースの上りは36.1秒を要しており、勝ったノーブルロジャーの上り時計も35.7秒。

土曜日の「京都金杯」同様、スタミナと底力の勝負になった感じ。


回顧

1着は3番人気のノーブルロジャー。

道中は中団10番手の外目。

4角は7番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、残り200mを切って先頭に立つと、そのまま突き抜けてゴール。

終いの脚が際立った感じだが、上りの時計は35.7秒で、目を見張るほどのものでもない。

17番人気のウォーターリヒトも大外を回して上り最速35.2秒の脚で3着に入っており、馬場の外目が伸びた可能性は高い。

「新馬戦」は超スローの展開から上り33.3秒の脚で勝っているが、この馬の末脚が本物か否かは、まだ数戦見て行く必要がありそう。

 

2着は1番人気のエコロブルーム。

外枠13番から、道中は先団4番手の内目から、4角も4番手の内で直線。

直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、良い脚で伸びては来るが、外から伸びた勝ち馬の末脚に後塵を拝した。

外枠から先団に取り付いて、そこそこ速い流れを前々から粘ったスタミナは評価できる。

着差が馬場の内外の差なら、この馬も負けて強しの内容。

 

3着は17番人気のウォーターリヒト。

道中は最後方よりの17番手。

4角も16番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、上り最速の脚で伸びてはくるが3着まで。

上りのかかる展開を後方からの末脚。

展開がハマったのと、外目の馬場が伸びたのが良かった。