結果

2024年 1月14日(日)

第64回 京成杯(G3)

中山競馬場 芝2000m(内)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ダノンデサイル 2.00.5 4-5-5-5(中団前) 34.1
アーバンシック 3/4 12-11-8-10(中団) 33.9
コスモブッドレア クビ 2-2-2-2(先行) 34.8

レースの上り:34.8


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.00.5 34.8 12.3 10.7 12.6 12.1 13.0 12.6 12.4 11.9 11.3 11.6
過去平均 2.01.80 35.7 12.7 10.9 12.9 12.3 12.8 12.5 12.1 12.1 11.6 12.0
-0.9 -0.4 -0.2 -0.3 -0.2 0.2 0.1 0.3 -0.2 -0.3 -0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半はそこそこ速いラップを刻むが、中盤で中だるみが生じて、上り3Fは34.8秒。

当日の馬場が時計の出る速い馬場だったことを考えると、中だるみのスロー、といっていいような展開。

上位馬も、2着のアーバンシック以外は道中前から5番手までの馬がそのまま5着までに入り、逃げたアスクナイスショーも5着に0.1差の6着。

今年の「京成杯」は、前が止まらない馬場での、スローの前残りに近い展開だったのではないか。


回顧

1着は5番人気のダノンデサイル。

外枠14番から、道中は中団の前、5番手の外目を追走。

4角も5番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げに入り、

坂の上りで加速がついて、残り100mあたりで前の組をまとめて交わしてゴール。

中だるみのスローの流れを、好位の5番手で追走し、直線は絵に描いたような外差し。

展開と馬場をうまく味方につけたような勝利に見えた。

 

2着は2番人気のアーバンシック。

スタートやや遅れ気味で、道中は中団の後ろ、11番手あたりの外。

4角は10番手の外目で直線に向くと、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが、先に抜け出していた勝ち馬には3/4馬身届かずの2着。

勝負どころは内にもたれながらの走りだった様子だが、終いの脚は確実。

この末脚が締まった流れでも出せることができれば、本番でも勝負になるかも。

 

3着は10番人気のコスモブッドレア。

道中は先団2番手を追走。

4角も2番手で直線に向き、直線は道中3番手のハヤテノフクノスケと一緒に伸びてきて、坂の上りで抜け出したかに見えたが、外差し勢に交わされての3着。

よく粘ってはいたが、最後は馬場の内外の差が出た感じ。