2024年 CBC賞（G3）のラップ分析＆回顧

結果

2024年 8月18日（日）

第60回　ＣＢＣ賞（G3・ハンデ）

中京　芝1200ｍ　良

レースの上り：33.9

ラップ分析

（※過去平均＝同コース同レースの良馬場平均（過去4走））

序盤はやや速めに入ったが、中盤で中だるみからの直線の瞬発力勝負。

道中前目にいて、そこそこ切れる馬が上位にきた感じ。

内容としては平凡。

回顧

1着は6番人気のドロップオブライト。

1枠1番から道中は先団3番手の最内。

4角も3番手で直線に向き、直線は坂の上りで逃げ粘るグランテストを射程圏に捉え、残り100ｍでこれを交わすと、あとはズズハロームの追撃を振り切ってゴール。

1枠1番から最短距離を通って帰ってきた。

枠順、展開にも恵まれた感じ。

それなら、もう少し突き放しておかないと評価はし辛い。

 

2着は3番人気のスズハローム。

ロケットスタートを決めて飛び出すが、そこから控えて道中は中団の前、7番手の内。

4角は6番手の最内で直線に向き、坂の上りまでは伸びてはこなかったが、坂を上り切って、残り200ｍでグングン前を追い詰めたが、クビ差の2着。

せっかくの好スタートで、あそこまで控える必要があったのか？

鞍上は、今までやってこなかった馬群を捌く競馬をしたかったとコメントしているが、重賞を勝てるチャンスをみすみすフイにしてまで試すことかな？

まあ、あのまま先団にいても勝てた保証はないけれど・・・。

 

3着は3番人気のグランテスト。

3枠5番からの逃げ。

4角も先頭で直線に向き、直線は坂の上りまでは粘っていたが、残り100ｍで勝ち馬に交わされると、ゴール前は2着馬にも交わされての3着。

この緩い展開で、ハンデ52キロなら粘り切らないと。

 

1番人気のキタノエクスプレスは7着。

道中は中団8番手の最内。

4角も8番手の最内で直線に向き、直線は馬場の3分どころに出して追い上げに入るが、坂を上り切ったあたりで前が詰まる不利。

最後追い出すも良い脚は使えなかった。

馬の勢いから見て、あの不利がなければ2、3着はあったかもしれない。