結果

2023年 3月19日(日)

第72回 スプリングS(G2)

中山 芝1800m(内)重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ベラジオオペラ 1.48.9 7-7-7-5(中団) 35.7
ホウオウビスケッツ 1  1/4 3-3-2-2(先行) 36.9
メタルスピード 3/4 8-7-7-8(中団) 36.1

レースの上り:37.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.48.9 37.2 12.3 11.2 11.9 11.9 12.1 12.3 12.4 12.2 12.6
過去平均 1.48.44 35.8 12.6 11.6 12.0 12.4 12.1 12.0 12.1 11.7 12.1
1.4 -0.3 -0.4 -0.1 -0.5 0.0 0.3 0.3 0.5 0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

重馬場ながら前半は例年の良馬場平均を大きく上回るペース。

ただこれは、離して逃げたグラニットのペース配分。

向正面では、逃げるグラニットから、勝ったべラジオオペラまでは10馬身近くの差があった。

レース全体を通してみると、重馬場ながらも例年の良馬場平均とほぼ同じようなペースで推移。

しかしその分上りの3Fは時計を要する消耗戦の展開となった。

道悪適性に加え、底力、パワーを総動員するようなレース展開。


回顧

1着は2番人気のベラジオオペラ。

道中は中団7番手を追走。

3~4角を外を回して進出を開始して、4角は5番手の外で直線。

直線は馬群の外目、馬場の4~5分どころから追い上げを計り、坂の上りで粘る内の2頭をまとめて交わしてゴール。

これまでとは違って、中団で溜める競馬が奏功した。

それにしても重馬場ながら、例年の良馬場平均に0.5秒差せまるような好時計。

前走までは33秒台の末脚も披露していて、重馬場だけの馬ではなさそう。

まだまだ未知な面も多い馬だが、力はありそう。

 

2着は3番人気のホウオウビスケッツ。

道中は先団2~3番手の内を追走。

4角も2番手の内で直線に向くと、直線は内ラチ沿いを逃げ粘るグラニットを坂の途中で捉えるも、外からのベラジオオペラの差し脚に屈しての2着。

今回のようなタフな流れを、前々で踏ん張っての2着は評価できる内容。

 

3着は8番人気のメタルスピード。

1枠2番から、道中は中団7番手の最内を追走。

4角も8番手の内目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げを計り、ゴール前、グラニットを半馬身捉えての3着。

キレる脚はないが、上りのかかる展開でしぶとく伸びてくるような走り。