結果

2023年 7月2日(日)

第72回 ラジオNIKKEI賞(G3・ハンデ)

福島競馬場 芝1800m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
エルトンバローズ 1.46.9 4-3-3-3(先行) 34.9
シルトホルン 1/2 2-2-2-2(先行) 35.2
レーベンスティール ハナ 11-10-10-10(中団後ろ) 34.4

レースの上り:35.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.46.9 35.2 12.4 10.9 12.2 12.2 12.0 12.0 11.6 11.5 12.1
過去平均 1.46.56 35.3 12.4 10.7 11.9 12.1 12.2 12.0 11.9 11.6 11.8
-0.1 0.0 0.2 0.3 0.1 -0.2 0.0 -0.3 -0.1 0.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レース前半は遅いまではいかないが、例年よりはゆっくりめ。

しかしその分、残り600mからの加速幅が例年よりは大きくなった。

一方走破時計は1分47秒台の一歩手前で決して速くはない。

なので、このレースの傾向でもある持続力オンリーのレースと言うよりは、瞬時の加速に対応できる瞬発力も必要だった感じ。

しかし当日はかなりの前有利、内有利の馬場状態だったので、スローの前残りと言えないこともないレース。

そんな中、後方から追い上げてきた3着馬の末脚だけは、唯一評価に値しそう。


回顧

1着は3番人気のエルトンバローズ。

同中は先団3番手を追走。

4角も3番手で直線に向くと、直線は前で粘るシルトホルンを懸命に追い、ゴール前これを交わしてゴール。

前有利の馬場状態で、最後はキレ味が2着馬には優った感じ。

 

2着は4番人気のシルトホルン。

道中2番手追走から、4角も2番手で直線に向くと、直線は早々に逃げるグラニットを捉えて先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、ゴール前で勝ち馬のキレに屈して半馬身差の2着。

前半がもう少し流れていれば、この馬にもチャンスはあっただろう。

最後はキレ負け。

 

3着は1番人気のレーベンスティール。

道中は中団の後ろ、10番手の外目を追走。

4角も10番手で直線に向くが、外には出さずに内に切れ込んで追い上げに入った。

馬場の内目を良い脚で伸びてはきたが、前が詰まりそうになって進路を斜行気味に外へと取って追い上げた。

結果は2着馬にハナ差の3着。

直線スムーズなら2着は確実で1着は際どかっただろう。

道中の位置取りはいつもより後ろ。

もう一列でも前にいれば勝てたレースだろうが、それは結果論。

末脚の確かなところはしっかりと示した。