結果

2023年 8月20日(日)

第58回 北九州記念(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1200m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ジャスパークローネ 1.07.3 1-1(逃げ) 34.4
ママコチャ 1/2 6-5(中団前) 33.9
ストーンリッジ クビ 6-5(中団前) 33.9

レースの上り:34.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.07.3 34.4 11.6 10.4 10.9 11.2 11.3 11.9
過去平均 1.07.54 34.7 11.7 10.3 10.9 11.4 11.4 11.9
-0.3 -0.1 0.1 0.0 -0.2 -0.1 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半は例年通りの流れだが、後方に入ってもそのSPは落ちてこない。

落ちてこないどころか、11秒台前半のラップを刻み続け、最後の200mも11.9秒でまとめあげている。

道中のラップを額面通り受け取れば、SPの持続力の勝利といえそうだが、前日の3勝クラスでは、56キロを背負った6歳牝馬が1.07.1の走破時計で逃げ切っている。

状態がよく、時計の速い小倉の馬場を考えると、あまり過剰に評価するのもどうかと思う。


回顧

1着は5番人気のジャスパークローネ。

外枠15番からハナへ。

前半600mを32.9秒で軽快に逃げ、4角も後続を2馬身離して直線。

直線も2馬身の差を保って残り200mを切り、最後はママコチャに外から詰め寄られるが、半馬身差しのいでゴール。

前走は馬場とハンデで押し切った感が強かったが、今回は57キロを背負っての勝利。

今回も逃げ有利の馬場状態ではあったものの、斤量を背負ってしっかりとSPの持続力があるところを示した。

次走は一気に相手関係が強化されそうだが、同じような逃走劇を見せることができるか否か?

 

2着は1番人気のママコチャ。

道中は中団の前、6番手の外目を追走。

4角は5番手の外目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げてきて逃げるジャスパークローネに迫るが、半馬身及ばずの2着。

初の千二で、しかもそこそこのハンデを背負っての2着は優秀。

この距離の方が重賞戦線では戦いやすいのかも。

 

3着は9番人気のストーンリッジ。

道中は中団の前、6番手の最内を追走。

4角も6番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げてはくるが、ママコチャにクビ差の3着。

通ったコースとハンデを考えると、ここは2着に入らないとダメ。

 

2番人気のモズメイメイは10着。

大外18番から先団に取り付いて、道中は3番手を追走。

4角は2番手で直線に向くが、直線は粘り切れなかった。

大外から先団に取り付いて、終始外目を回った不利もあった。

逃げてこその馬のようなので、ハナを切れなかったのも痛かっただろうが、テンの2Fでの重賞クラスの千二のスピードにも戸惑った感じ。

 

3番人気のデュガは16着。

スタートで出遅れて道中は後方15番手。

4角は14番手の最内で直線に向くが、直線でも脚は出せず。

OPクラスのスピードはまだない感じ。