結果

2023年 4月24日(日)

第57回 フローラS(G2)

東京競馬場 芝2000m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ゴールデンハインド 1.58.9 1-1-1(逃げ) 34.1
ソーダズリング 1  1/4 3-4-4(先行) 34.0
ブライトジュエリー 1  1/4 6-7-7(中団) 33.9

レースの上り:34.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.58.9 34.1 12.9 11.6 11.6 12.0 12.7 12.2 11.8 11.2 11.3 11.6
過去平均 1.59.50 34.6 12.8 11.5 11.5 12.0 12.4 12.3 12.4 11.6 11.3 11.7
-0.5 0.1 0.1 0.1 0.0 0.3 -0.1 -0.6 -0.4 0.0 -0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半は緩く、Lap5の区間では12.7秒までラップは落ちている。

しかしその分レースが動くのも早く、残り800mから12秒を切るラップ。

そしてさらに加速して上り3Fは34.1秒。

スローの前残りにも見えるが、レース前半がこれだけ緩かったにも関わらず、走破時計は1分59秒を切ってきている。

それだけレース後半はそこそこタイトだったと言える。

瞬発力と併せて、SPの持続力もそこそこ必要だったのではないか。


回顧

1着は7番人気のゴールデンハインド。

4枠7番からハナへ。

前半は緩いラップでマイペース。

しかし後半残り800mからの速い仕掛け。

4角も先頭で直線に向くと、直線は後続との1馬身あまりの差を終始保ってのゴール。

決してスローの前残りやフロックというような感じはしない。

本番でも果敢に逃げて、後続に脚を使わせるような展開に持ち込めれば面白いかも。

 

2着は1番人気のソーダズリング。

道中は先団3~4番手、勝ち馬の直後から勝機を伺う。

4角も4番手の最内で直線に向くが、坂下でもまだ追い出しを待っていた。

坂の途中からようやく追い出しにかかったが、前との差は一向に詰まらず。

鞍上はペース的に勝ち馬が楽だったというようなコメントを残しているが、それならなぜ坂の途中まで追い出しを待ったのか?

ベテラン騎手がこれで交わせると思ったタイミングで追っても、交わすどころかその差は一向に縮まらなかった。

これはそれだけ勝ち馬が強かったということではないか?

 

3着は4番人気のブライトジュエリー。

道中は中位、7番手の最内を追走。

4角も7番手の最内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の途中では3番手に進出したが、そのあとは詰め切れず。

キャリア2戦目にしては、初重賞で良い脚を見せたが、勝ち馬から0.4差の3着では評価はできない。

秋に向けて力をつけてこられるかどうか。