2023年 フェアリーＳ（Ｇ3）のラップ分析＆回顧

結果

2022年 1月10日（月）

第38回　フェアリーＳ（G3）

中山競馬場　芝1600ｍ（外）良

レースの上り：36.1

ラップ分析

（※過去平均＝同コース同レースの良馬場平均（過去5走））

前傾ラップで、上りもしっかり36.1秒かかっている。

走破時計は例年より0.5秒ほど速いが、まあ平均的と見ていい。

後方からの差し馬に有利な消耗戦。

内容的には可もなく不可もなくといったところ。

回顧

1着は11番人気のキタウイング。

スタート出遅れるも、内に潜り込んで道中は後方15番手の最内。

3～4角で内の開いたスペースから進出して行って、4角は9番手の最内で直線。

直線も馬場の最内から追い上げに入り、坂の上りでちょうど1頭分のスペースを突いて抜け出してきて、外から追い上げてきたメイクアスナッチの強襲をアタマ差しのいでゴール。

外枠からだったが、道中はうまく最短コースを通って、直線もしっかり進路が取れたのがよかった。

展開も向いて、実力3で運7、といったような内容。

 

2着は7番人気のメイクアスナッチ。

道中は中団の後ろ、10番手あたりを追走。

4角は9番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外からいい脚で追い上げてはくるが、ゴール前、アタマ差届かずの2着。

勝ち馬とは通ったコースが大きく違った。

それでアタマ差なら勝ちに等しい内容。

 

3着は6番人気のスピードオブライト。

1枠1番からハナを切るが、マイレーヌに競られて、向正面ではハナを譲る。

4角も2番手で直線に向くと、直線では坂下で逃げるマイレーヌを交わして先頭に立ち、そのまま押し切りを計るが、坂の上りで1、2着馬に交わされての3着。

前傾ラップの展開で、前に行った組としては大健闘。

粘り切って勝ち切っていれば評価もできるが、0.3差の3着ではまだ並か？

しかし、前走同様、前につけてしぶといところは示している。

今後の成長力に期待。