結果
2023年 4月29日(土)
第30回 青葉賞(G2)
東京競馬場 芝2400m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | スキルヴィング | 2.23.9 | 10-8-11-11(中団後ろ) | 34.1 |
② | ハーツコンチェルト | 1/2 | 12-11-11-12(中団後ろ) | 34.1 |
③ | ティムール | 2 | 14-14-14-14(後方) | 34.2 |
レースの上り:34.8
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | |
今走 | 2.23.9 | 34.8 | 12.7 | 10.8 | 11.9 | 12.5 | 12.5 | 12.7 | 12.2 | 12.1 | 11.7 | 11.4 | 11.7 | 11.7 |
過去平均 | 2.24.08 | 34.9 | 12.6 | 11.0 | 11.9 | 12.2 | 12.3 | 12.5 | 12.4 | 12.2 | 12.0 | 11.7 | 11.4 | 11.8 |
差 | -0.1 | 0.1 | -0.2 | 0.0 | 0.3 | 0.2 | 0.2 | -0.2 | -0.1 | -0.3 | -0.3 | 0.3 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前半は緩めのラップできているが、加速して行くタイミングが例年より少し早くて、丁度中間の残り1200m地点。
それでも上りの3Fは34.8秒とほぼ例年通りだが、前後半のバランスを考えると、特に評価できる上り時計でもない。
ただ、前に行った組が一頭も上位に食い込んでいないところを見ると、加速のタイミングが速く、上りもそこそこ速ったので、前に行った組はSPの持続力がなければ残れない展開だったのではないか。
前に行った組が総崩れだったために、後方有利の展開だったと言えないこともない。
全体的には走破時計が示すように、ほぼ平均的な走破タイムと上り時計。
終いに確実な上りを繰り出せる後方待機の馬が上位を占めた。
回顧
1着は1番人気のスキルヴィング。
道中は中団の後ろ、10番手あたりの外を追走。
4角は11番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の上りで先頭を射程圏に捉えると、ゴール前ではハーツコンチェルトとの追い比べを楽々制してゴール。
終いの脚は切れそうな馬。
あとは本番でペースアップしたときにも同じ脚を出せるかどうか?
2着は2番人気のハーツコンチェルト。
道中は中団の後ろ11番手の外、1番人気のスキルヴィングを前に見るかたちでレースを進める。
4角は12番手の外目で直線に向き、直線は馬群を割って伸びてきて、坂を伸ぼり切ったあたりで先頭に立ち、残り200mからはスキルヴィングと追い比べを演じるが、ゴール前、キレ負けした感じの2着。
ここは明らかなキレ負け。
3着は11番人気のティムール。
スタート出遅れて道中は後方14番手。
4角も14番手の外で直線に向き、直線はスキルヴィングの直後から追い上げを計り、まずまずの脚で伸びてきて3着を確保。
下位人気ではあったが、ここまで終いの脚はそこそこ確実に繰り出してきた。
今後この末脚をどこまで磨いてこられるかだが、現状ではまだ上位馬とは差がありそう。