結果

2022年 4月30日(土)

第29回 青葉賞(G2)

東京競馬場 芝2400m 良

4月30日(土)東京競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
プラダリア 2.24.2 5-5-5-5(中団前) 34.2
ロードレゼル 2.24.3 1/2 2-2-2-2(先行) 35.1
エターナルビクトリ 2.24.4 1/2 13-13-13-13(後方) 33.7

レースの上り:35.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12
今走 2.24.2 35.5 12.7 11.3 11.5 11.5 11.9 12.3 12.7 12.4 12.4 11.7 11.9 11.9
過去平均 2.24.08 35.0 12.6 10.9 12.0 12.5 12.4 12.4 12.3 12.0 11.9 11.6 11.4 11.9
0.5 0.1 0.4 -0.5 -1.0 -0.5 -0.1 0.4 0.4 0.5 0.1 0.5 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レースの序盤、中盤は例年のスローの流れとは違ってラップはそこそこ流れているが、これは前2頭がやり合って出しているラップで、3番手以降は例年通りのスローの流れ。

逃げたディライトバローズが前半1000mを58.9秒で通過すると、あとはラスト600mまでの800mはかなりゆったりとした流れ。

しかし3番手以降の後続は、ここで先頭との差を詰めていくので、流れとしてはやはり例年通り。

そしてラスト3Fは、坂の上りでバテたディライトバローズを外して考えると、レースの上りは35秒ジャスト。これまた平均通り。

レースの流れはあくまでもスローの瞬発力勝負の様相だが、道中後続とは離れた2番手で追走したロードレゼルは2着に粘った。

これはそこそこ評価できるのではないか?

後方からメンバー最速の33.7秒の脚で追い込んで来たエターナルビクトリは、先頭を捉えるか、僅差の2着なら評価もできるが、1馬身差の3着なら、その末脚もあまり評価はできない。


回顧

1着は4番人気のプラダリア。

道中は中団馬群の前、5番手の最内。

4角も中団馬群の前、5番手の最内で直線に向くと、直線は坂を上りきったあたりで、前で粘るロードレゼルを捉えてゴール。

前走未勝利勝ちの馬がこのレースを制するのは、過去20年を遡っても初めて。

この馬が強いのか? レースのレベルが低いのか?

 

2着は2番人気のロードレゼル。

道中は2番手追走。

テンでディライトバローズとハナを競って、その後も向正面中ほどまではディライトバローズに食らいついて行った。

そのあとディライトバローズとはやや離れたが、3番手にはまだ5馬身ほどの差をつけていた。

4角も2番手で、先頭とは3馬身、3番手とは1馬身ほどの差で直線。

直線は坂の上りでバテたディライトバローズを捉えるが、坂を上りきったあたりで外からプラダリアに交わされた。

それでも勝ったプラダリアには大きく離されることはなく半馬身差でゴール。

メンバー最速の脚で追い込んで来た3着馬にも半馬身の差をつけており、そこそこの持続力は示した格好。

 

3着は6番人気のエターナルビクトリ。

外枠の12番から道中は最後方で折り合いに専念。

4角も最後方で直線に向き、直線は馬群の中を縫うようにスルスルと伸びてはくるが、前の2頭は捉えきれず3着まで。

上りの脚はメンバー最速の33.7秒。

この末脚をどう見るかだが、レースの上り35.5秒の展開で、道中離れた2番手のロードレゼルを捉え切れていないのは、いささか物足りない。

 

1番人気のレヴァンジルは5着。

道中は4番手追走。

4角も4番手で直線に向くが、直線では坂の上りで前2頭に接近するも、坂を上りきってからは外にヨレだして苦しそうな感じ。

まだちょっと力が足りない印象。

 

3番人気のジャスティンスカイは11着。

道中は5番手追走。

4角も5番手で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。

この馬は明らかに力不足。