2020年8月2日【クイーンS】終了時点までのデータをもとに、リープフラウミルヒの好走パターンを分析。

リープフラウミルヒの距離適性

リープフラウミルヒはこれまでに芝1200m~芝1800mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1200m(0-1-0-0)
  • 芝1400m(0-0-0-1)
  • 芝1600m(1-1-0-6)
  • 芝1800m(2-2-3-10)
  • 芝2000m(0-0-0-1)

適距離は1800m前後。

リープフラウミルヒの脚質

下級条件では逃げを主な脚質としていたが、近走では前目にポジションを取って押し切る競馬でも好走を見せている。

ペースがそこそこ速くてもバテないSP持続力が魅力。

切れる脚はないので、ペースは緩いよりも締まった方が戦いやすい。

リープフラウミルヒのコース適正

リープフラウミルヒの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(2-0-0-2)
  • 福島(0-2-1-1)
  • 新潟(0-1-0-1)
  • 東京(1-1-1-8)
  • 中山(0-0-1-4)
  • 中京(0-0-0-1)
  • 阪神(0-0-0-1)
  • 小倉(0-0-0-1)

直線は短い方が持ち味は出せそう。

(輸送競馬に関して)

札幌、小倉は滞在競馬。

関西圏への長距離輸送は2020年の阪神「マーメイドS(G3)」で、1.2差の11着。体重は4キロ減らしていた。

中京は2018年の「豊川特別(500万下)」で、体重を16キロ減らして0.9差の7着。

長距離輸送に不安要素あり。

リープフラウミルヒの持ち時計(ベストタイム)

リープフラウミルヒの持ち時計は次の通り;

  • 芝1200m:1.09.6 2着(福島)
  • 芝1400m:1.23.1 10着(東京)
  • 芝1600m:1.33.1 6着(東京)
  • 芝1800m:1.46.2 7着(札幌)
  • 芝2000m:2.02.3 11着(阪神)

高速馬場、スピード決着では分が悪そう。

リープフラウミルヒの重馬場適正

リープフラウミルヒの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(1-0-1-3)
  • 重(0-0-0-2)

道悪はあまり期待できない。


リープフラウミルヒの鉄砲実績(休み明け)

リープフラウミルヒの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(0-0-0-3)

休み明けは大敗も多く、あまり良くはない。

叩いてからは;

  • 2戦目(0-0-0-3)
  • 3戦目(0-0-0-3)
  • 4戦目(0-0-1-2)
  • 5戦目~(2-2-2-7)

十分に使い込まれてから調子が出て来る?

間隔は;

  • 連闘(未)
  • 中1週(0-1-0-2)
  • 中2週(2-0-1-4)
  • 中3~5週(1-2-0-5)
  • 中6~8週(0-0-2-5)

あまり開けると良くない。

リープフラウミルヒの枠順適正

リープフラウミルヒの枠番別着度数は;

  • 1~4番(1-0-0-7)
  • 5~9番(1-3-3-6)
  • 10~14番(1-1-0-6)
  • 15~18番(未)

前目にポジションを取りたい馬だけに、枠順も内目が良い。

リープフラウミルヒの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(0-0-0-8)
  • 3~5月(春):(0-2-3-2)
  • 6~8月(夏):(3-2-0-7)
  • 9~11月(秋):(0-0-0-2)

春~夏が良い。

リープフラウミルヒの斤量別着度数

  • ~52キロ(1-0-0-5)
  • 52.5~53.5キロ(0-0-0-1)
  • 54~55キロ(2-4-3-13)
  • 55.5~57キロ(未)

リープフラウミルヒの連対体重

  • 404~430キロ

リープフラウミルヒの血統背景

父はステイゴールド(サンデー系)、母の父はクロフネ(ND系ヴァイスリージェント)。

5代血統内のクロスは;

  • ノーザンダンサー  6.25% 5 x 5

リープフラウミルヒの近走

20/2/16 初音S(3勝)

東京 芝1800m 稍重 15頭

着順:4着(1.48.5・0.3差)

騎手:石川裕紀人(55キロ)

1枠1番からハナに立つ。

直線は入口からロフティフレーズと馬体を併せての追い比べ。

ゴール前後ろからきた2頭にも交わされたが、長い直線一杯の追い比べは迫力があった。

4着でも内容は良い。

20/4/12 美浦S(3勝)

中山 芝1800m 稍重 9頭

着順:3着(1.48.8・0.1差)

騎手:ヒューイットソン(55キロ)

スローの展開を中団から。

直線もよく追い込んではいるが、切れる脚がない分、このペースでは差し届かなかったが、3勝クラスでも目処が立ってきた。

20/4/25 福島牝馬S(G3)

福島 芝1800m 良 16頭

着順:2着(1.46.9・0.1差)

騎手:丹内祐次(54キロ)

道中は中団の前あたり。

4角は勝ったフェアリーポルカと同じような位置取りだが、この馬の方が外目。

直線も内と外で同じように伸びてくるが僅差で敗れた。

通った位置取りの差が0.1差。

格上挑戦だが、レース内容も差のない2着。

20/6/14 マーメイドS(G3・ハンデ)

阪神 芝2000m(内)稍重 16頭

着順:11着(2.02.3・1.2差)

騎手:国分優作(54キロ)

道中はいつもより位置取りがやや後ろの10番手あたり。

3~4角で馬群の外目を上がって行くが、直線ではまったく伸びを欠く。

敗因は馬場もあるが、長距離輸送が応えたか。

20/8/2 クイーンS(G3)

札幌 芝1800m 良

着順:7着(1.46.2・0.3差)

騎手:丹内祐次(55キロ)

道中は後方。

直線は馬場の中ほどを追い込んでくるが、7着まで。

レース自体が決め手勝負になったこともあるが、やはりこの馬は前目にポジションを取らないとダメ。

2020年 クイーンS(G3)のラップ分析&回顧

リープフラウミルヒの次走

次走は9月6日 新潟競馬場 芝2000m(外)で行われる「新潟記念(G3・ハンデ)」。

ハンデは53キロ。

ハンデはそこそこ抑えられた印象。

距離さえこなせば、前目にポジションを取れれば面白い。

内枠が欲しい。

 

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