結果

第64回 京阪杯(G3)

京都競馬場 芝1200m 良馬場

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ライトオンキュー 1.08.8 9-8(中団) 33.7
アイラブテーラー 1.09.1 1  3/4 12-13(中団後ろ) 33.6
カラクレナイ 1.09.2 1/2 8-6(中団) 34.3

レース上り:34.6


ラップ分析

1着タイム 上り3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.08.8 34.6 12.1 11.0 11.1 11.3 11.4 11.9
過去平均 1.08.1 33.8 12.4 10.8 11.1 11.0 11.2 11.6

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))

前半はほぼ例年通りのペースだが、上りはちょっとかかっている。

残り100mくらいまで逃げたモズスーパーフレアが粘っていたが、そこからドドッと差し馬が殺到してきた展開。

モズスーパーフレアの失速は、おそらく京都開催最終週の馬場の内目が相当荒れていたことが影響している。

ペース的にはミドルペースで前も後ろも関係のない展開のようだが、前目に行って内を通らされた馬にはちょっときつい競馬になった。


レース回顧

勝ったライトオンキューは道中中団に位置して、直線では馬場の傷みがさほど影響しない大外に持ち出して、自身のキャリア最速の上り33.7秒の末脚を繰り出して完勝。

ここに来て本格化の兆し。

2着のアイラブテーラーは、勝ったライトオンキューの一列後ろを追走。

3~4角で故障馬を避けるためにロスが生じたことを考慮に入れれば上出来の結果。3歳牝馬で力のあるところを示した。

1番人気のモズスーパーフレアは8着。

ラスト残り100mあたりまでは粘れたが、そこからは失速。

最終週の馬場がかなり堪えた感じ。

しかし並の逃げ馬なら4角あたりで早々に脱落していただろう。

ちょっと敗けすぎ(0.8差)の感はあるが、激走した前走「スプリンターズS」からの中7週で、疲れが抜け切れていなかったのかもしれない。

 

尚、8枠17番で出走していたファンタジスト(牡・3歳)は、3角過ぎに急性心不全を発症し転倒、急死した。

主な勝ち鞍は2018年の「小倉2歳S(G3)」、「京王杯2歳S(G2)」。

お疲れさまでした。安らかに眠ってください。